【戸建ての中古】売却は内覧で決まるって決めるって知ってますか? 準備から当日のポイントを解説

中古戸建て売却のステップの中で、特に大切なのが希望者による内覧です。
内覧が希望者に与える影響は大きく、購入の決め手になることも少なくありません。
内覧でいかに良い印象を持ってもらえるかが契約成立の鍵になります。

中古戸建ては新築と違い、購入する前に現物を実際に見ることができるのが大きなメリットです。
内覧時に物件の魅力がしっかりと伝わるよう、準備や対応をしっかり行いましょう。

今回は内覧について、準備や当日の対応のポイントをご紹介します!

内覧の準備
いつ希望者が現れてもいいように、戸建てが魅力的に見えるような準備はとても重要です。

部屋全体を丁寧に掃除しておく
戸建てを購入したいとき、どんな条件を重視するかは人によって違います。
しかし、住む場所になる以上は長い時間そこにいることになるので、室内の環境を見ない人はほぼいないでしょう。
「ここでなら快適に暮らせそうだ」と感じてもらうには、部屋を徹底的に綺麗にしておくのが効果的です。

築年数が経っていても室内が綺麗であれば検討の余地がありますが、逆に築浅でも部屋が汚かったり劣化している部分が放置されていれば良い印象を与えません。実際の部屋の印象は希望者にとって重要な判断材料であり、売却までのスピードや価格にも大きく影響することを頭に入れておきましょう。

水回りの掃除は念入りに
内覧時に特に見られるば場所として、キッチンやお風呂、トイレといった水回りがあります。
水回りは生活する上で頻繁に使う場所なので、綺麗で気持ちよく使えそうなイメージを持ってもらうことが大切です。
また、臭いが発生しやすい場所でもあるので念入りに掃除しておきましょう。

いつもの掃除だけでなく、専用の掃除グッズなどを使ってカビや水垢を徹底的に落とします。水回りの掃除だけは業者にクリーニングを依頼するのも方法のひとつです。

玄関はお部屋の第一印象を決める
玄関は部屋に入った瞬間の第一印象が決まる部分です。こちらも抜かりなく掃除をしておきましょう。
壁や靴箱を綺麗にしておくだけでなく、表札やインターホンまで水拭きして手垢を落とします。また、玄関の照明が暗いと部屋全体に暗い印象を与えてしまいますので、電球に不具合があるなら必ず交換しておきましょう。

不用品は処分しモノを減らす
内覧準備の基本は部屋を綺麗に、そして広く見せる工夫をすることです。
モノが多いと実際よりも部屋が狭く見えてしまうため、家にある不用品はできるだけ処分しましょう。住居中であると処分できるモノにも限りがありますが、引っ越しの準備だと思って最小限まで減らしておくのがおすすめです。

質問の回答やアピールポイントを考えておく
内覧時に希望者から質問されそうなことは、あらかじめ回答を考えておきましょう。
定番の質問には「なぜ戸建てを売却することになったのか」などがあります。

また、希望者にとって実際にその部屋に住んだことのある人の話は戸建て購入後の生活をイメージするにあたって参考になります。

お部屋の使い勝手や近くのスーパーや病院についてなど、住んでいるからこそ知っている情報をもとにアピールポイントも考えておきましょう。

内覧当日の対応
準備をしっかり行ったなら、あとは当日の行動を意識するだけです!
希望者が内覧で気になる点を解消し見たい部分を全て確認できるようにサポートしていきましょう。

お客様のつもりでお迎えする
希望者に対しての営業活動や接客などは不動産会社の担当が行ってくれるためついつい忘れがちですが、希望者は売主にとっても大切なお客様になります。内覧では自分がお迎えするんだという意識を持ちましょう。
見送るときに挨拶をしたり、スリッパを用意したりと最低限のお出迎えを忘れてはいけません。

また、希望者は購入を検討している戸建てにどんな人が住んでいるのか気になるものですので顔を見せた方が安心してもらえます。

見学しやすい環境をつくる
中古戸建の内覧ではほとんどが入居中の部屋を見てもらうことになります。そのため少なからず気を遣っている希望者が多いです。

しかし、希望者からの質問や交渉ごとがある場合は内覧の当日中に済ませておいた方が成約率は上がります。
できるだけ希望者が気軽に質問をしたり、部屋をじっくり見てもらえるような環境を作りましょう。

希望者が見学しやすくなる配慮の方法のひとつに、できるだけ希望者の視界に入らないというものがあります。
視界に入らないことで希望者は気を遣わずにゆっくりと室内を見て回れるだけでなく、売主の前では話しづらい価格の話などを不動産の担当者としやすくなります。

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中古マンションのリノベーションって必要ですよね・・・そのための物件選びのポイントをお伝えします。

今、中古マンションを購入してリノベーションすることが注目されています。
中古マンションのリノベーションにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
また、新築に比べて費用はどのくらいになるのでしょうか?

今回は中古マンションをリノベーションする際のメリットや費用、そしてリノベーションを前提として中古マンションを探す際のポイントなどを解説します。

中古マンションをリノベーションする
リノベーションとは?
リノベーションとは、既存の建物や部屋に大規模な工事を行うことでもともとの住まい以上に性能を向上させることです。
破損などの悪い状態を元に戻す回復の意味合いで使われることが多いリフォームに対し、リノベーションは元の状態プラスαまで価値を高めます。

現在空き家や中古マンションが増えてきたことを背景に、あえて中古物件を購入し、よりデザイン性や機能性が高く現代風の物件に生まれ変わらせるリノベーションがとても注目されています。

中古マンションをリノベーションするメリット
リノベーションを前提として中古マンションを選べるので、物件の選択肢が広がります。
マンション選びの際に立地を重要視する方は多いですが、立地の良いマンションはどうしても中古物件に多くなりがちです。
条件に合った新築マンションが見つからなくても、立地の良い中古マンションを購入し内装はリノベーションで一新させることで、便利で綺麗なマイホームを手に入れることができます。

また、中古マンションの購入とリノベーションに必要な工費を合わせても、新築マンションの購入費より安く済むケースが多いのも魅力のひとつです。

中古マンションをリノベーションするデメリット
リノベーションをする場合マンションを購入してから工事が必要になるので、普通に購入して住むのに比べ住み始めるまでに時間がかかります。
内装を一新するようなリノベーションだと、設計も含め工事が終わるまで長くて半年ほどかかる場合もあるので注意しましょう。

リノベーションは新築マンション購入よりも安い?
中古マンションのリノベーションに多いスケルトンリフォームの相場は600万~900万円ほどです。
一部だけのリフォームならこれよりもっと安く、逆に素材や設備にこだわりがあったり部屋が広い場合はこれより高額になります。

これだけはというポイントは押さえてあとはグレードを下げるなど、かしこくプランを立てることによって満足のいく物件をお得に手に入れることが可能です。

中古マンション選びのポイントは?
購入した後にリノベーションするとしても、中古マンションはよく選ぶ必要があります。ではリノベーションを前提として中古マンションを選ぶ際、特にどんなポイントに注目したら良いのでしょうか?

マンションの耐震強度はどうか
1981年以前に建てられたマンションは旧耐震基準に基づいて建てられており、現在の新耐震基準を満たしていない場合があります。
新耐震基準に基づいたマンションであればそのままリノベーションしても問題ありませんが、基準を満たしていないと地震に弱くなってしまうので注意しましょう。

しかし古いマンションはすべて耐震性に劣るかというとそうではなく、マンションの長期的な耐震性は築年数の他に管理の状態やマンション自体の構造といった要素も関わってきます。気になるマンションを見つけたら一度専門家に確認してみましょう。

間取りの変更に制約はないか
それぞれのマンションには入居者が快適に暮らすための規則である管理規約が定められています。
この規約の中に間取りに関しての記載がある場合、規定に沿ったやり方でリノベーションをする必要があります。
この規定によっては希望の間取りが実現できない場合もありますので注意しましょう。

また、建物自体の構造や給排水管の位置によっては希望の間取りが難しい場合もあります。
どのレベルまで自由の利く構造になっているのかは専門家に相談して確認するのが確実です。

共有部分の管理は行き届いているか
マンションにおいて、所有者が個人的に手を加えることができるのは専有部分と呼ばれる場所のみになります。
逆にマンション全体の所有とされる場所を共有部分といい、マンションの共有部分は主に下記のようになります。

・エントランス
・共用廊下
・駐輪場や駐車場
・エレベーター
・給排水管

共有部分はマンションの入居者全員の財産という認識になりますので、個人が勝手に手を加えることは出来ません。
どんなに不満に思うことがあってもマンションのオーナーや管理会社が動かない限り改善することは難しくなりますので、
共有部分の手入れが行き届いているかは事前によく確認しておきましょう。

 

吹田・豊中を中心に幅広いエリアに対応しているサニーエステ―トではマンション・戸建ての売却スペシャリストです。

まずは価格を知りたいなど些細なことでも良いので気になる方はご相談ください

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マンション査定で見られる箇所があるってご存じですか?不動産会社が注目するポイントをご紹介

マンション売却において、自分のマンションがどれくらいの価格で売れるのかは気になるポイントですよね。マンションの売却価格は不動産会社の査定額をもとに決めることになりますが、この査定額はどのようにして決まっているのでしょうか。また、査定前に何かすると金額は変化するのでしょうか?

今回は査定額に影響するポイントを解説していきます!

マンションの査定額に影響するポイントは?
マンションを査定するとき、不動産会社はどのようなポイントを見ているのでしょうか。結論からお話しすると、具体的には以下のような点になります。

・立地

・住居位置

・間取り

・築年数

・管理状況

・内装の傷み

・共有施設

・管理費や修繕積立金

では、これらについて詳しく見ていきましょう!

立地
立地はマンションの査定額にもっとも影響を与える要素といっても過言ではありません。

最寄駅や最寄バス停まで徒歩圏内など交通の便が良いほど評価は高くなります。中でも注目されるのが駅からの距離で、中古マンションでも駅から徒歩7分以内の物件は人気があります。

また、駅からの距離が離れていても買い物の利便性や病院などの生活に必要な施設がすぐそばにあり、周囲の環境が良けれは評価は高くなります。ファミリー向けのマンションであれば学校や保育園といった子育て環境の良さも大切になります。

周辺環境については騒音や景観に問題がないかも評価ポイントになります。例えば高速道路や線路が近くにあり、窓を閉めていても騒音や振動が響くようであれば評価を落とすこともあります。

住居位置
住居位置とは、マンションの中で部屋のある階数や方角などのことです。日当たりや風通しの良さを見ます。

マンションの階数は3階以上が評価が高く、そこから上に行けば行くほど価格が高くなっていきます。また、南向きや角部屋といった要素もプラスになります。

間取り
間取りはそのエリアの需要に合致していればいるほど評価が高くなります。例えばファミリー層に人気のあるエリアにあるマンションであれば、家族で住みやすい広い家部屋の需要が多いので評価が高くなり、逆にひとり暮らし向きの部屋はなかなか売れにくくなります。

築年数
築年数は立地と同じくらい査定額に影響する項目と言われており、基本的に古いほど査定額は低くなります。

さらに注目されるのは、そのマンションが新耐震基準かどうかです。1981年6月以降に建てられた物件は新耐震基準が適応されていますが、それ以前に建てられたマンションは旧耐震基準に沿っているため評価は低くなります。ただし、建設当時は旧耐震基準にであっても耐震補強工事をこれまでに行なっているのであれば考慮されます。

管理状況
「マンションは管理を買え」という言葉があるくらいマンション管理は購入において重要視される部分です。管理状況が良好であればマンション全体の価値が高まります。

マンションの管理状況は管理人が常駐しているかどうかやマンションの共有部分の清掃状況、外壁などのメンテナンス状況から判断されます。これは個人の努力というよりはマンション側の要素になりますが、もしもマンションの管理状況に不備があるのならあらかじめ管理組合に連絡してみましょう。

内装の傷み
専有部分の内装も評価に影響します。内容があまりにも汚れていたり、傷や破損が目立つと評価が低くなってしまいます。特に水回りであるキッチン、お風呂、洗面台のグレードや保存状況は念入りに見られるので清潔に保っておきましょう。

また、高級や設備や最新の設備を導入していると査定額がプラスになることもあります。

共有施設
共有施設が充実していると評価が高くなります。注目される設備は以下の通りです。

・オートロック

・監視カメラ

・宅配ロッカー

・ゲストルームやコミュニティールーム

セキュリティ面がしっかりしていると特に評価は高くなります。また、規模の大きなマンションにはゲストルームなど入居者が使える共有施設が設置されている場合もあるかと思いますが、それらも高評価につながります。

管理費や修繕積立金
管理費や修繕積立金の滞納がないかを確認されます。滞納があると買い手が見つかりにくくなりますので解消しておきましょう。

マンション査定を受ける前の注意点
「査定を受けるのに部屋が散らかっていると金額に影響するのではないか?」と心配する声は多いですが、多少散らかっていても査定額には影響しません。ハウスクリーニングなどを受けておく必要もないので安心してください。もしもプロのハウスクリーニングを依頼するなら、マンション売却のステップが進み購入希望者が実際に内覧に来る前が望ましいです。

また、マンションの査定額を上げようと事前にリフォームをする方もいますが、基本的にリフォームは必要ありません。例えば200万円かけて部屋をリフォームしたとしても、査定額が200万円上がるということは滅多にありませんので注意しましょう。

しかしリフォームではなく、破損した部分を元に戻す修繕は必要になります。気になる箇所があるならどこを修繕するべきかを不動産会社に相談してみるのがおすすめです。

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理想の住まいってありますよね? 理想の住まいに近づける為の中古マンションの選び方

自分や家族との理想の暮らしのために中古マンションの購入を考えている方もいるのではないでしょうか?
中古マンションは新築と比べて物件の数が多く、値段も手頃な場合が多いです。
膨大な数の中古マンションから自分にぴったりな物件を見つけるにはどうしたら良いのでしょうか?
今回は快適な暮らしを手に入れるために失敗しない中古マンション選びのポイントをご紹介します。

失敗しない中古マンション選びのポイントは?
住まいを買うという経験は人生においてそう多くないビッグイベントになります。
これからの生活のためにも、絶対に失敗したくありませんよね。
失敗しない中古マンション選びのためには、まず物件を絞り込むにあたっての条件や軸を自分の中ではっきりとさせるのが大切です。
中古マンション選びの際に見ておきたいポイントには下記のようなものがあります。

・マンションの立地
・部屋の広さ
・予算
では、具体的にどうすればよいのかを見ていきましょう。

ポイント1:立地の条件は細かく挙げる
部屋の間取りや内装は後からリフォームで変えることもできますが、マンション自体の立地は後からではどうすることもできなくなります。
立地の選び方はその人の好みやライフスタイルが大きく関わってきますので必ずしもこのエリアが最高という場所はなく、自分しだいになります。
マンション選びでよく注目される立地の条件には、例えばこれらのようなものがあります。

・通勤、通学がしやすいか
・子育てがしやすいか
・生活がしやすいか
・実家へは帰りやすいか

通勤のしやすさひとつとっても、
できるだけ電車に乗っている時間を短くしたいのか、
多少乗っている時間は長くてもいいから座席に座りたいのか、
乗り換えなしで行けるようにしたいのかなどによっても良い立地は異なり、
エリアは絞り込むことができます。

どこでもいいからと条件が大まかすぎると選べる候補は増えますが、逆にありすぎて絞り込みが大変になります。
中古マンションであれば特に物件数が多く決まりにくくなるので注意しましょう。

ポイント2:部屋の広さは家族構成やライフルタイルから決める
ちょうど良い部屋の広さは家族構成によって変わってきます。一般的に必要と言われている家族の人数と部屋の広さの関係は下記の通りです。

2人……1LDK以上
3人……2LDK以上
4人……3LDK以上

あくまでも目安になりますが、これ以下になるとどうしても家が窮屈に感じるという場合が多いので参考にしてみてください。
マンションによっては同じ広さや間取りであっても階数や方角によって価格が変わります。
妥協してもいいのであればお得になりますので、検討してみるのもよいでしょう。

また、マンションは専有部分(入居者が単独で所有できる住居空間)であれば規約に抵触しない限りリフォームをすることができます。
どうしても気になるところは購入後のリフォームも視野に入れましょう。

ポイント3:あらかじめ予算を出しておく
中古マンションは新築に比べると価格がお手ごろになると言っても、人生の大きな買い物になることに変わりはありません。
購入する際は必ずあらかじめ予算を決めておきましょう。

マンションの購入は返せる額によって計画を立てると良いとされています。
予算を決めるにはまず収入と支出を洗い出すところから始めましょう。
購入をひとりで行うならあなたの、家族で行うならあなたと資金を出す人全員分の生涯収入とこれからの支出を見ます。
それから差し引きをして計算すると、毎月ローンの返済にいくら充てられるかを知ることができます。

注意しなくてはいけないのが、中古マンションに住むのに必要な費用はマンション購入費だけではないことです。
頭金や引っ越し費用、家具などの購入費用、またマンションを購入してからリフォームすることを考えているならリフォーム費用も必要になります。
使えるお金や貯蓄を全て購入費に回してしまうと思わぬところで予算オーバーが発生しますので、他にかかる費用のことも頭に入れておきましょう。

不安な点は一度プロに相談を
住まいの購入は人生の中でも大きな買い物になります。
中古のマンションであっても、不安や疑問があるまま進めてしまうのは避けたいところです。
今回は中古マンション選びにあたってのポイントをご紹介しましたが、特にマンション購入が初めての方は探している中で自力では分かりづらい点も出てくるかと思います。
もし気になることが出てきたら自力だけで解決しようとせず、一度住まいのプロに相談してみましょう。

当社でも中古マンション購入についてのご相談や、物件の見学についても承っています。
気になる点や物件がございましたら、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

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中古マンション購入する前に必ず押さえておきたい「大規模修繕」の基礎知識

マンションを購入するときは全体の価格や月々の管理費に目が行きがちですが、実は他に修繕積立金の支払いも発生します。
修繕積立金とは?

最近ではインターネットで簡単に調べることができるのでご存じの方も多いと思いますが
マンションの劣化による不具合を修繕する大規模修繕工事に向けて入居者全員で積み立てていくお金です。

大規模修繕工事についてマンションの購入する前に注目することはなかなか無いかもしれませんが、特に中古マンションを購入するなら、
その後生活に大きく関わってくる要素になります。

実は中古マンションに住みはじめてから「大規模修繕のことを何も知らなくて後悔した!」という声も少なくはありません。

今回はマンションの大規模修繕工事について、マンションの購入前から知っておきたい基礎知識をご紹介します!

大規模修繕工事って?
大規模修繕工事とはマンションの経年劣化による不具合などを修繕し、
建物そのものの寿命をのばすため定期的に実施する大規模な修繕工事のことです。

大規模修繕工事ではマンション全体のメンテナンスを行いますので、多額の費用と数か月にも及ぶ工期が必要になります。
とても大がかりな工事になりますので、大規模修繕工事はマンションの劣化具合や点検をもとに何年も前からあらかじめ計画を立てて行われます。

大規模修繕工事の内容は?
大規模修繕では以下のような工事が行われます。

・外壁の補修や塗装

・タイルの補修

・屋上の防水塗装

・給排水管の補修

・セキュリティ設備やエレベーターの修理

工事内容はマンションの共有部分の補修や修理がメインですが、
このタイミングで一緒に改修工事を行ってインターホンやオートロックなどの最新設備を取り入れるマンションあります。

また、間違われやすいですがベランダはマンションの共有部分に含まれますので、
大規模修繕時は個々のベランダの防水工事も行われます。

大規模修繕工事の周期は?
マンションの大規模修繕工事の周期は一概に築何年と決められているわけではなく、
そのマンションの構造や土地の条件、日々の管理状態によって違ってきます。

一般的に言われている周期は10年~12年周期ですが、もし地震や台風などの外的要因によりマンションの劣化が早く進行した場合はもっと短くなることがあります。

よって、同じマンションに長く住み続けていると、おおよそ12年周期で大規模修繕工事が行われることになります。また、中古マンションを購入すると、マンションの築年数によってはすぐに大規模修繕工事が行われることもあります。

大規模修繕工事に必要な費用は?
大規模修繕工事に必要な費用の目安として一般的に言われているのが、戸あたり75万~125万円です。
例えば30戸のマンションの場合は2250万~3750万円ほどの幅になると考えておきましょう。

このようにマンションの大規模修繕工事には膨大な費用が必要になります。
そしてこの費用は入居者ひとりひとりから集める修繕積立金から捻出されると考えると、
工事のことが自分事に考えられるようになると思います。

築年数が経過している中古マンションを購入すると月々の修繕積立金の支払いを高く感じることがあるかもしれません。
しかし、大規模修繕工事はマンションの寿命を維持するために必要な工事です。
マンションに安心して長く暮らし続けるには必要不可欠な費用になります。

購入後に気付いた大規模修繕工事に関する後悔の例

安い中古マンションを買ったら修繕積立金が高くついた
築年数の経過した中古マンションの中には安くて立地の良い掘り出し物もありますが、安さに惹かれて購入し後悔してしまうケースもあります。

安い中古マンションを購入しても、建物の老朽化が進んでいるとメンテナンスのための修繕積立金が高くつき、総合的な出費が高額になる場合があります。目先の安さに飛びつかず、購入後月々の支払いはどれくらいになるのかまで確かめてから検討しましょう。

使っていない駐車場の修繕費を払うことになった
マンションによっては駐車場がある物件もありますが、駐車場のメンテナンス費用も修繕積立金に含まれます。
特に機械式駐車場の場合はメンテナンスに手間もお金もかかりますのが、
この駐車場の修繕費は車を持っている持っていないに関わらず入居者全員の積立金に加算されるケースが多いです。

駐車場に関わらず、使っていない設備のメンテナンスのために積立金に高額な負担が加算されること後から気が付き、不満を感じる方も多いようです。

修繕積立金も含めたマンションの条件に納得できるかが大切
マンション探しの際はどうしても部屋の内部や立地に目が行きがちですが、
マンション全体のことや今後のメンテナンスも大切な要素になります。
設備の管理状況や修繕積立金についてもちゃんと納得してから購入を検討しましょう。

中古マンションや戸建てなど購入する前に知っておきたいことや気になることなどは吹田周辺で住宅販売・買取を強化しているサニーエステートにご相談ください。

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マンション売却の流れをってご存じですか?売却のするまでの流れや用意するものなどをお伝えします。

マンションを売り出したいと考え始めても、どんな手順で行うかはイメージしずらいですよね。
変な業者さんに当たってしまうんじゃないかと不安になったり本当に売れるのかなど不安に思う点はたくさんあると思います。

特に初めてマンションを売却するにあたって「何からどう始めたら良いか分からない」という方が一番多いと多いと思います。

そこで今回はマンション売却には準備が必要で、完了までにはある程度時間がかることを最初にお伝えします。

今回は初めてマンション売却を行う方向けに、マンション売却の流れを解説していきます!

マンション売却の流れ
まずはマンション売却の流れを大まかに掴んでいきましょう!マンションを売ること決めたら以下のようなステップで売却が進んでいきます。

1 情報収集と整理
2 価格査定
3 不動産会社選びと媒介契約
4 売却活動

5売買契約
6決済と引き渡し

では、ポイントをひとつずつ見ていきましょう!

情報収集と整理
マンション売却を決めたら、まずは売却の目的や希望する条件などを整理しましょう。
売却の目的とは、例えば「子供ができて今のマンションでは手狭になってしまった」「子供が独立したことで部屋が広くなりすぎた」などが考えられます。ひとそれぞれになりますが、どんな目的かは明確にしておきましょう。
希望する条件とは、いくらで売却したいかやいつまでに売却したいかなどになります。この希望によって売却んスケジュール感が決まってきますので、こちらも明確にしておくことをおすすめします。

価格査定
不動産会社に依頼し、事前にマンションの売却予想価格を算出します。査定は適切な売り出し価格を決め、資金計画を具体化するためにとても重要なプロセスになります。「3〜6ヵ月で売るならいくらで売却できるか」という試算が一般的です。
あくまでも売却の予想価格ですので、必ずしもその価格で売れるとは限りません。この段階では、あくまでも不動産会社の意見のひとつと捉えるといいでしょう。
よって査定には客観性を持たせるために複数の会社に依頼して予想価格を見るのがおすすめです。複数の会社を見比べることで、マンションの査定額を客観的に見れるようになります。初めからひとつの不動産会社に絞ってしまうと売出価格を見誤る原因にもなりますので注意しましょう。

不動産会社選びと媒介契約
不動産会社選びは売却において一番重要と言っても過言ではありません!ここで失敗してしまうとマンションがなかなか売れなかったり、売却価格が安すぎると言った不満に繋がることがあります。
また、不動産会社は売却に関する契約手続きだけではなく、買い手を探したり物件を引き渡しまでサポートしてくれます。スムーズに売却が進むかも不動産会社の手腕による部分が大きいので、慎重に選びましょう。
信頼できる不動産会社を選ぶには、査定の前に自分でマンション価格の相場を調べておくのがおすすめです。大体の相場を頭に入れておくことで、査定価格から不動産会社を見比べるときの信憑性にも繋がります。
不動産会社を絞れたら、マンション売却を任せる契約を結びます。

売却活動
不動産会社と協力してマンションを売りに出します。売却活動の内容はこのようになります。

・売出価格を決める
・マンションの掃除をする
・希望者の内覧対応をする
・購入申込書を受け取る
・価格交渉をする

購入を検討している買主へ内覧対応を行ったり買い手を集めるためにチラシや広告を作成するなど、マンションを売るにあたって大切なステップになります。最終段階では価格や引き渡しの時期といった条件の交渉も行います。
売却活動を行うにあたってのポイントは、マンションのセールスポイントを整理しておき、買主に伝えることです。実際に住んでいた人の意見を聞くことができれば買主も安心して購入に踏み切ることができるでしょう。

売買契約
買い手が見つかり、交渉がまとまったら売買契約を結びます。購入申込書を受け取ってからおおよそ1週間後が契約を行うタイミングの目安です。売買契約を行う前日〜3日前には売買契約書が送られてきますので、事前に目を通しておきます。
また、売買契約当日までに以下のものを準備しておきましょう。

・本人確認書類
・実印

不動産取引を行うには本人確認書類だけでは不十分で、本人確認書類、実印、印鑑証明書、権利証の4点によって不動産の所有者であるかを確認します。印鑑証明書は役所かコンビニで取得する必要がありますので、事前に用意しておきましょう。
売買契約当日の所要時間は1時間半〜2時間ほどです。

決済(物件引渡し)
売買契約時にあらかじめ決めておいた決済日には売主・買主・仲介業者・司法書士が集まり行います。

その際には下記の書類が必要となります。

・実印

・印鑑証明書
・権利証もしくは登記情報識別通知書
・評価証明書

・仲介手数料

確定申告
マンションを売却した際、譲渡所得が発生した場合は所得税および住民税を収める必要があります。
確定申告は翌年の2月16日〜3月15日の間に行います。

マンション売却の流れについて、イメージは掴めましたでしょうか?
マンションを購入する時と比べると自分で動かなくてはいけない場面は少なくなりますが、その分サポートしてくれる不動産会社選びの重要性は高まります。信用できる不動産会社を見極めることでよりスムーズで納得のいくマンション売却ができますので、納得のいく売却を成功させましょう!

吹田を中心に幅広いエリアに対応しているサニーエステ―トではマンション・戸建ての売却スペシャリストです。

まずは価格を知りたいなど些細なことでも良いので気になる方はご相談ください

 

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