住まいを購入しようと考えたとき、一戸建てとマンションのどちらにするか悩む方も多いのではないでしょうか。
実際にお問い合わせいただくお客様も一戸建て・マンション半々ぐらいの割合でいらっしゃいます。
でも実際に住むってなると失敗したくないですよね??
一戸建てとマンションと言ってもそれぞれに異なる特徴がありメリットデメリットがあります。
そして家族構成やライフスタイル、また住む地域によってどちらが良いのかは変わってきます。
今回は一戸建てとマンションのどちらにするか考えている方向けに、この2つのメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。
一戸建ての場合
一戸建てとは、独立した一軒の家屋がそのままひとつの住宅になっている住宅のことを言います。
ひと家族がひとつの建物を丸々使って暮らすことができます。
一戸建てを購入するメリット
戸建を購入するメリットには下記のようなものがあります。
・周囲に気を使わなくてもよい
・野外のスペースを自由に使える
・将来的に資産価値がある
一戸建てのメリットは基本的に家と土地を自由に使える点です。
リフォームや増築も必要ならば自由に行うことができますし、庭のガーデニングなどを縛る規約も特にありません。
隣人ともある程度の距離がありますので、生活音にそこまで神経質になる必要がないのもメリットです。
また、一戸建ては築年数が経過しても土地部分の価値は残りますので、マンションを購入するよりも将来的な資産価値は期待できるでしょう。
一戸建てを購入するデメリット
一方、一戸建を購入するデメリットには下記のようなものがあります。
・劣化や破損個所は自分で修繕する必要がある
・保温面や日照面ではマンションに劣る
一戸建ての管理は住んでいる自分自身で行わなければいけないため、自然災害や経年劣化で建物が傷んでしまった際の修繕も業者探しから依頼まですべて自分で行わなくてはいけません。
また、マンションに比べて部屋が温まりにくく冬場寒さを感じることが多いのと、日当たりに関しては背が高いマンションにはどうしても劣ってしまいます。
マンションの場合
マンションとは一般的に、鉄骨コンクリ―トか鉄骨鉄筋コンクリートで出来た3階建て以上の建物のことを言います。複数世帯が暮らせる共同住宅で、管理会社が建物を管理しています。
マンションを購入するメリット
マンションを購入するメリットには下記のようなものがあります。
・セキュリティが充実していて安心
・建物の管理を管理会社がしてくれる
・引越しの可能性があるなら転売が楽
マンションの大きなメリットはセキュリティが充実している点です。
最近は一戸建てでもホームセキュリティが充実してきていますが、マンションの場合は二重オートロックや管理員の常駐など厳重なセキュリティが完備されているところも少なくありません。
防犯のための費用は入居者全員から集められる管理費で賄われるため、ひとりあたりの負担をみると戸建てよりもコスパが良いと言えるでしょう。
マンションを購入するデメリット
一方、マンションを購入するデメリットには下記のようなものがあります。
・リフォームの自由度が低い
・生活音などに配慮が必要になる
・ガーデニングなどに使える野外スペースが少ない
マンションで入居者が自由にリフォームしてよいのは、基本的に住居スペースの専有部分のみになります。例えばベランダなどは共有部分でマンション全体の財産とされるため、個人で勝手にリフォームすることはできません。
また他の入居者との物理的な距離が近い分、全員が快適に暮らすために生活に関するルールはどうしても多くなります。時間帯によっては生活音にも配慮が必要になるでしょう。
一戸建てとマンションに価格の違いはあるの?
一戸建てとマンションの価格は比較的マンションの方がお手頃です。
しかし、マンションには管理費や大規模修繕(劣化に合わせて計画的に行うマンション全体の修繕工事)のための積立金、場合によっては駐車場代も発生するため、買った後のランニングコストは発生します。エリアや築年数などによっても物件の価格は変わってきますので、どちらがお得か調べるならまずはエリアや条件を決めてからにすると確実になるでしょう。
また、一戸建てはマンションに比べて建物の性能や規模によって価格に幅がありますので、一概に一戸建ては高いからと諦める必要もありません。条件によってはマンションよりも割安な物件が見つかることもあります。
一戸建てとマンションについてもっと情報を集めたいという方は、一度住まいのプロに話を聞いてみるのも良いと思います。
当社でも物件探しのお悩みやお問い合わせを承っています。
吹田・豊中を中心に幅広いエリアに対応しているサニーエステ―トではマンション・戸建ての売却スペシャリストです。
まずは価格を知りたいなど些細なことでも良いので気になる方はご相談ください